本当の注目は?
2006年 10月 01日
今日ここ仙台ではプロ野球楽天の最終戦? が行われています。
特に楽天にはどうという思い入れはないんですが、今日で選手生命を終える2人が引退試合となります。
飯田哲也選手とカツノリ(言わずと知れた野村監督の息子だ)。飯田は元ヤクルトのトップバッターでもうすごい強肩と足の速さ、シュアなバッティングでヤクルトの黄金期を支えた。引退後はヤクルトのコーチに就任する。カツノリは野村監督の息子という足枷から抜け出すことはできなかったが、なぜか若手からは慕われていた。これはもう人徳以外の何者でもない。打率1割を切る成績だったが、やはり指導力には秀でるものがあるらしい。ということで、来期は楽天の2軍バッテリーコーチとなる。経験と人望で若い人を育てる人材がいるということがどれだけ財産になるか、今後の楽天とヤクルトの活躍を見てみたいです。(巨人はここじゃないですか?)
なぜ、こんな話を書くのかというと、昨日のゲーム(FC東京戦)を調子こいて3回見ていたのですが、そこで最後にスタンドへ挨拶していた海本兄貴と岡山先輩が仲良く並んで深々と挨拶していた姿が非常に印象に残ったから。
この2人は名古屋からやってきて、歴史の浅い新潟で本当に全身全霊で尽くしてくれている。反町、鈴木両監督に仕え、そのいいところを経験と共に吸収している貴重な戦力。そして、岡山先輩も完全移籍してくれた。
これの意味するところ・・・、本当の新潟のサッカースタイルの継承者であり理解者なのだなと。兄やんはずっとレギュラーで出続けてDFの形を守り続けている。岡山先輩はレギュラーとはいかないまでもスーパーサブ(ワタシはこう位置づけてます)としてベンチにいれば安心できる人材。若い選手にハーフタイムに懇懇と指示する姿は何にも換えられない財産。
おそらく、この仕事は監督でも、江尻さんでもできないと思う。自分の尺度で新潟を最終の地と選んでくれた2人。そして少なからず2人を引き止めたのは、我ら新潟サポなのだなとアシストを再度読みながら納得する次第。
これからも宜しくお願いしますね。
チームを良くしようとする姿勢はこの連敗中にさらに加速した。そして昨日のゲーム。選手とサポが一体となった味スタはまさにアルビの独壇場。話題の平山クンには悪いが、噛ませ犬だったのは逆にそちらの方だったね。
平山クンと対峙した千葉ちゃん、サテライト戦でさらに対平山への執念が実った。まだまだ小さなミスはあるものの、DFのコマは千葉と内田のフィットでさらに激化すると思われます。 あの力強さといい、後々期待できるな。
そして、出番を求めて新潟に来た内田と松下。実力はある。ようやくチームにフィットしてきた。そして、ガンバサポから「あんな使われ方をするとは想定外」と言わしめた松下のポジショニンク!!! そーなんですか?ワタシにはあれが一番あっているように思われる。ま、タレントぞろいのガンバではあの位置でのレギュラー奪取は厳しかったのだろう。だから敢えて少しでも可能性のあるポジションにいたのでは?と勘ぐってしまう。 でもあのミドル・・・中原のミドルに劣らない。
うちの真ん中って・・・ええミドル打つよね。
そして古株の慎吾、テラ。ノッてきたシルビーニョ。いい方向へいってます。アトムはもう語りつくした。ただ見守るのみ。代表に向かって突き進むのみ。
次の横浜戦、おそらく今回と同じスタメンと予想しました。
崩す要素がありません。これでファビはベンチスタート、後半からさらに揺さぶるスタイルでいけるかと。
こう見てみるとベテラン、中堅、若手ときれいにまとまりました。まさに監督の手腕なんでしょう。(一時期疑ってスマン)
この勝ち点でJ1残留はほぼ確定で
す。
というよりも・・・うっすらと見えてきましたよ。目標7位以内が。